和名は『アンズ』。樹高10mほどの木に白や赤色の花が咲く、バラ科の落葉樹です。オイルを圧搾した後の水蒸気蒸留した蒸留水は鎮咳剤として使用されます。
また、同種のモウコアンズの仁は『杏仁』という生薬として使用されています。
植物データ
学名 | Prunus armenica |
科名 | バラ科 |
産地 | 中国・ネパール・北米・フランス |
抽出方法 | 種子の仁を低温圧搾 |
浸透性 | とても良い |
感触 | 滑りも良くてとても軽い。肌にも馴染む。 |
香り | 甘い杏仁のような香り。ほぼ無臭のものもある。 |
使用期限 | 開封後3〜4ヶ月 |
保存方法 | 常温または冷暗所 |
購入のポイント | 身体と顔用のお手入れに。これが1本あれば◎ |
主成分とオイルの働き
オレイン酸、リノール酸、ビタミンAを先導するビタミンB17がが豊富に含まれる栄養価の高いオイルです。肌を柔らかくし、ハリを保ち、荒れた肌を元気にしてくれます。トリートメントに使うと細かい粒子を感じますが、つけたときのサラッとした感触が気持ち良いです。
精製が低いオイルは杏仁の甘い香りが強く残っています。
こんなときに
気合いを入れたい肌のお手入れに。
どんな肌質にも向いています。
おすすめの使い方
単体でも良さを十分に感じることができるオールマイティーなオイルです。皮膚を柔らかくしたりもちもちした肌を作ってくれます。カサカサした乾燥が気になるとき、敏感なとき、くすんでツヤがないときなどに向いています。また、妊娠線の予防として使うのもとてもおすすめです。