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ベンゾイン(安息香)/Benzoin

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アロマ

「どんな精油なのか知りたい」、「どの精油を選んだら良いのか分からない」というような声をよく耳にします。
アロマの専門店に行けばたくさんの精油がズラーっと並んでいますし、「これだ!」という1本と出会うのは本当に大変なものです。
ここではテーマになった植物の基本情報やブレンドのコツをまとめてみました。最後におすすめの精油ブランドも紹介しています。
皆さんの購入するときの参考にしてもらえると嬉しいです。


プロフィール

植物の特徴・特性
エゴノキ科の樹木です。
樹皮に樹皮道があり、そこを傷つけることで香りの良い樹脂が滲み出てきます。
この樹脂は空気に触れると固まるという性質を持っています。
精油にはグレードがあるのですが、最高品質はAlmondグレードで白色かクリーム色の樹脂のものです。
香りがとても強いため、グレードがあるないに関わらず、利用するときには少量で十分な精油です。

学名の由来
『ジャワ島渡来の香り』という意味の言葉が名前の由来だと言われています。

香りのイメージ

・バニラエッセンスに似た濃厚で甘い香り。
・お菓子やバニラに似た、柔らかくてデリケートな香り。



基本データ

植物名ベンゾイン(安息香)/Benzoin
学名Styrax benzoin
Styrax tonkinensis
科名エゴノキ科
属名エゴノキ属
和名アンソクコウ(安息香)
アンソクコウジュ(安息香樹)
別名アンソクコウ(安息香)
アンソクコウジュ(安息香樹)
産地ラオス・タイ・スマトラ・ベトナム
抽出方法水蒸気蒸留法・有機法剤抽出法
部位樹脂
主な成分安息香酸コンフィニル
安息香酸
(微量成分)リン
(微量成分)桂皮酸ベンジルなど
主な作用鎮静
鎮痛
精神安定
癒傷
瘢痕形成t
ノートベース
東洋医学から見た性質温・燥
五行説
花言葉
誕生花

注意事項・禁忌

妊娠初期は使用しないでください。
香りが強い精油なので使用する量は少量で十分です。

効果・効能

身体

身体:気管支炎、咳、声枯れ、風邪、膀胱炎
:あかぎれ、傷、しもやけ、ひび割れ、乾燥肌、痒み、傷跡、ケロイド

フランキンセンスとミルラの中間に当たるような機能を持っている精油です。
リラックスすることで血液の流れをサポートし、泌尿器系、消化器系、呼吸器系のケアの役立ちます。
また、皮膚の傷を癒してくれます。
安息香酸コンフィニルの働きによってあかぎれやしもやけ、踵(かかと)のひび割れや手荒れにはもってこいです。
市販の無香料のクリームやミツロウ、キャリアオイルなどに1、2滴混ぜて使ってみるのも良い方法ですよ。

緊張、ストレス、頭痛、無自覚のイライラ、疲労

気持ちがピリピリし、言葉や態度が刺々しくなっているときに使ってほしい香りです。
しばらくそっとしておいてほしいとき、部屋に閉じこもったいたいようなときに、シトラス系の精油とブレンドして利用してみましょう。
1人で静かに過ごしたいときにはシダーウッド・アトラスマンダリンラベンダーとブレンドして芳香浴や入浴で使用するのがオススメです。
バニラに似たような香りをしているので、甘い香りが苦手な方には気をつけてください。

ブレンド

フローラル系シトラス系レジン系ウッディ系と相性の良い香りです。
なかでもフローラル系のイランイランネロリ、シトラス系のマンダリン、ウッディ系のジュニパーベリーサンダルウッドとは◎。
香りの保留剤にもなってくれるので是非とも利用してほしい精油です。
注意して欲しいこととして、ベンゾイン自体がとても甘さの強い香りなので使いすぎないようにしましょう。


おすすめの精油

生活の木







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