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ビター・オレンジ(オレンジ・ビター)/ Bitter orange

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アロマ

「どんな精油なのか知りたい」、「どの精油を選んだら良いのか分からない」というような声をよく耳にします。アロマの専門店に行けばたくさんの精油がズラーっと並んでいますし、「これだ!」という1本と出会うのは本当に大変なものです。
ここではテーマになった植物の基本情報やブレンドのコツをまとめてみました。最後におすすめの精油ブランドも紹介しています。
皆さんの購入するときの参考にしてもらえると嬉しいです。



プロフィール

ビター・オレンジの特性
ビター・オレンジはポメロ(ブンタン)とマンダリンの交配種で、樹高10mほどになる常緑高木です。
アラブ世界を経てヨーロッパに伝わり、『セリビアオレンジ』、『ビガラーオレンジ』などの別名を持ちます。
果実はマーマレードや香料、グランマニエなどのお酒のフレーバーとして使われいたりと世界中で愛されている植物です。
日本ではダイダイに分類される果実ががビターオレンジの種類に当たるもので、生薬の橙(橙皮:果皮)、枳実(枳実:未成熟の実)として去痰薬や健胃薬などに配合されたりと、昔から日本でも身近なものでした。



ひとつの植物から精油が3種類
果実はビター・オレンジの精油、花からはネロリの精油、葉からはプチグレンの精油の3種類が抽出される万能な木です。

スイート・オレンジと同様に日差しが眩しい太陽を思わせるような香りで、元気を与えてくれると同時に落ち着きを取り戻す手助けにもなってくれる逸品であることには間違いありません。
また、この精油にも水蒸気蒸留法での製造方法があり、フロクマリンフリーの精油として販売されています。

香りのイメージ

  • 甘いオレンジの中に、後から感じる苦味のある香り
  • 苦みを感じさせる大人の香り
  • 他の柑橘系の精油の中でも比較的苦味を感じるドライな香り


基本データ

植物名オレンジ・ビター(ビター・オレンジ)/Bitter orange
学名Citrus aurantium
科名ミカン科
属名ミカン属
和名ダイダイ(橙)
カイセイトウ(回青橙)
別名セビリアオレンジ
ビガラ-デオレンジ
産地フランス
スペイン
イタリア
チュニジア
ブラジル
抽出方法圧搾法
水蒸気蒸留法
部位果皮
主な成分リモネン
α-ピネン
リナロール
フロクマリン
(微量成分)酢酸ゲラニル
(微量成分)酢酸ネリル
(微量成分)酢酸リナリル
(微量成分)シトラール
(微量成分)シトロネラール
主な作用抗うつ
精神高揚
抗不安
鎮静
健胃
食欲増進
駆風
消化促進
加温
抗菌
抗ウイルス
ノートトップ
東洋医学から見た性質平・平
五行説
花言葉「花嫁の喜び」「純潔」「愛らしさ」「寛大」「相思相愛」
誕生花4/24
9/7
9/24


注意事項・禁忌

・スイート・オレンジよりも少ないですが光毒性があります。
光感作の可能性があるので注意してください。


効果・効能

身体

身体:下痢、便秘、消化不良、腸内ガス(鼓腸)、胃痛、冷え性、肩こり、腰痛、下肢の疲れ、むくみ、マタニティーケアなど
:育毛、脂性肌、普通肌、ハンドケア、皮脂分泌の調整、セリュライトなど

芳香成分のリモネンα-ピネンは消化のトラブル全般に使える香りです。
なかでもビター・オレンジは胃腸の働きや血流の流れをサポートしてくれます。
他にもオススメしたいのが冷えを感じているときです。
悪くなってしまう前に、予防としてジンジャーカルダモンとのブレンドで手足を温めてみましょう。また、毒素を排出させる働きがあるためセルライトの予防とケアに良いと言われています。
単品での使用はもちろんのこと、他の精油とブレンドしてトリートメントしてもよいでしょう。


鬱状態、不眠、精神疲労、落ち込み、イライラ、パニック、めまい、不安、心配など

心を開いて元気な気持ちにしてくれる香りです。
なかでも食欲不振や不眠、などのストレス性の症状が続いているときには同じ木であるネロリプチグレンとブレンドすれば、よりパワフルなビター・オレンジのちからを感じるでしょう。
また、ラベンダーフランキンセンスとのブレンドでは深い睡眠を得ることが可能です。

ブレンド

トップノートでも代表的な精油のひとつで、揮発がかなり速いことが特徴です。
また、たくさんある精油のなかでもシトラス系ローズウッドラベンダークラリセージゼラニウムの組み合わせがオススメになります。
香りをある程度持続させたいのであれば、ベースノートの精油とのブレンドをしてみましょう。



使用方法



おすすめの精油

プラナロム




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