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ゲットウ(月桃)/Getto,Shell Ginger

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アロマ

「どんな精油なのか知りたい」、「どの精油を選んだら良いのか分からない」というような声をよく耳にします。アロマの専門店に行けばたくさんの精油がズラーっと並んでいますし、「これだ!」という1本と出会うのは本当に大変なものです。
ここではテーマになった植物の基本情報やブレンドのコツをまとめてみました。最後におすすめの精油ブランドも紹介しています。
皆さんの購入するときの参考にしてもらえると嬉しいです。

プロフィール

植物の特徴
沖縄や九州南部などの暖地に台湾の『月桃』が伝来したことによって生育している植物です。成長が早く、2年で3mほどに成長します。琉球時代から沖縄の生活に取り入れられており、現在も愛されている沖縄の代表的な薬草のひとつです。
ゲットウは花を咲かせるときに地下茎に溜めていた精油を葉に向けて吸い上げます。そのため、精油の蒸留は花をつける頃に行われています。

学名の由来
ゲットウを『Alpinia speciosa』と命名した植物学者がいたのですが、それ以前にトーチジンジャーという植物ににまったく同じ学名が使用されていたことがわかり、月桃の学名は『Alpinia zerumbet』とされました。しかし、トーチジンジャーは複数の属に分かれていたものが統一されたりなどの変遷を経てAlpinia speciosaという学名の植物はなくなってしまったのです。その結果、今となっては幻の学名であったAlpinia speciosaになっています。



植物データ

植物名ゲットウ(月桃)/Getto,Shell ginger
学名Alpinia speciosa
科名ショウガ科
属名ハナミョウガ属(アルピニア属)
和名
別名サンニン(沖縄)
サニン(沖縄)
サネン(奄美)
ハナソウカ(大東島、八丈島)
シェルジンジャー(ハワイ)
産地日本
抽出方法水蒸気蒸留法
部位
主な成分1.8-シネオール
テルピネン-4-オール
ボルネオール
ρ-シメン
β-ピネン
主な作用抗菌
抗真菌
抗炎症
去痰
鎮痛
鎮静
抗酸化
収れん
体液循環促進
ノートミドル
東洋医学から見たエネルギー
五行説
花言葉「爽やかな愛」
誕生花7/5


注意事項・禁忌

  • 妊娠中は使用を控えてください。



効果・効能※薬機法の都合上、詳細に記載することができません。

身体

抗菌作用・抗真菌作用・抗炎症作用・筋肉弛緩作

 1.8-シネオールβ-ピネンが呼吸がしづらくなった喉や鼻のケアをしてくれます。また、身体の強張りや火照って辛い状態などのにときにはケアのひとつとして役に立つ精油です。
ゲットウといえばスキンケアの代表的な香りですが、これは肌を整えながら元気にしてくれる働きがあるからです。ですので、日焼けのときなどにはラベンダーとブレンドしてたっぷりと使うのがおすすめです。本来のきめ細やかな肌に近づくことができるでしょう。


鎮静作用・抗不安作用

清涼感のある特有の香りが窮屈さを感じる心を解放して安らぎを与えてくれます。爽やかな感じだけではなく、しっかりとした安定感もあるため不安感が気持ちを洗い流してくれるはずです。


ブレンド

清涼感と甘み、さらにはスパイスのシナモンのような特徴的な香りを持っていますが、幅広い精油とのブレンドを楽しめます。特にフローラル系、ウッディー系、スパイス系と好相性です。


香りのイメージ

  • 深みと清涼感のある葉の香り
  • ユーカリに似た清涼感と甘さのある香り


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