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ラベンダー(真正ラベンダー)/Lavender

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アロマ

「どんな精油なのか知りたい」、「どの精油を選んだら良いのか分からない」というような声をよく耳にします。
アロマの専門店に行けばたくさんの精油がズラーっと並んでいますし、「これだ!」という1本と出会うのは本当に大変なものです。
ここではテーマになった植物の基本情報やブレンドのコツをまとめてみました。
最後におすすめの精油ブランドも紹介しています。
皆さんの購入するときの参考にしてもらえると嬉しいです。



プロフィール

ラベンダーの特性
ラベンダーは半木本性植物で木質化する多年草です。
90㎝ほどの背丈に育ち、シルバーグリーンの槍型の葉と典型的な穂状の花穂をつけてくれます。
たくさんの品種がありますが、一般的ににラベンダーと言われている精油はこの『angustifolia officinalis』種です。
ラベンダー呼ばれる以外に『真正ラベンダー』とも呼ばれています。
そして、1kgの精油を精製するのにおよそ200kgもの花が必要でありとても貴重です。
なかでも、育つ場所の標高が高くなればなるほどに芳香成分である酢酸リナリルの割合が増えて甘い香りが増します。
また、野生のラベンダーになれば生産量が少ないので入手がしにくいですが、香りも格別なので最高品質とされています。
個人的に『トゥルーラベンダー』というとてつもなく貴重な精油を購入したことが1度だけあったのですが、香りがとても濃厚で奥行き深く、また重厚感のある香りでした。



歴史に刻まれたラベンダー
アロマの歴史の中でも有名なのが軍事医によるラベンダー治療です。
第二次世界大戦中、フランスの医師ジャン・バルネが負傷兵の治療ためにラベンダー精油を使って治療し、素晴らしい結果を収めました。
この研究がフランスやベルギーでアロマが医療として発展したきっかけになったとも言われています。

学名の由来
学名の『Lavandula』はラテン語の「lavo(洗う)」や「lividus(青みがかった鉛色)」に由来すると言われています。



ラベンダーはたくさんの品種改良が行われ、実際に簡単に交配種してしまう品種です。
その中でもラベンダーとスパイクラベンダーの交雑種であるラバンジン(L.hybrida)、ラベンダー・ストエカス(L.stoechas)、ラベンダー・スパイク(L.latifolia)が精油として生産されています。


さまざまなラベンダーのプロフィール

ラバンジン/Lavandin

真正ラベンダー+スパイクラベンダーの交配種で、葉のシルバーグリーンの色が特徴。
真正ラベンダーのような華やかな香りではないので、ラベンダーと思って期待すると違和感を感じてしまう可能性があります。
真正ラベンダーがリラックスならば、ラバンジンはリフレッシュの香り。

男性の化粧水をはじめ、ハーバル感を強調した女性用のコスメにも使われています。


ラベンダー・ストエカス/Lravender stoechas

『フレンチ・ラベンダー』、『スパニッシュ・ラベンダー』、『イタリアン・ラベンダー』とさまざまな名前を持っています。
神経毒性のあるケトンという物質を多く含むため、真正ラベンダーより扱いが難しい。
カンファー感のあるスッキリとした香り。


ラベンダー・スパイク/Spike lavender

ラベンダー・スピカとも呼ばれる。
ヨーロッパでは中世まで真正ラベンダーと同様に扱われていました。
他のラベンダーよりカンファー感の強い、スッキリとした香りで、力強く男らしい印象を与えることから、『男のラベンダー』とも呼ばれています。



香りのイメージ

  • 落ち着いたフローラルの中にハーバルさを感じる香り
  • 華やかな香りというよりはスッキリとした爽やかな香り
  • フレッシュかつフローラルでありながら、ハーバルさを感じる香り



基本データ

植物名ラベンダー(真正ラベンダー)/Lavender
学名Lavandula angustifolia 
Lavandula officinalis
科名シソ科
属名ラベンダー属
和名ヌクエソウ・クンイソウ (薫衣草)
別名コモンラベンダー・イングリッシュラベンダー・トゥルーラベンダー
産地フランス・イギリス・ブルガリア・オーストラリア
抽出方法水蒸気蒸留法
部位花と葉
主な成分酢酸リナリル
酢酸ラバンジュリル
リナロール
テルピネン-4-オール
ラバンジュロール
ボルネオール
α-テルピネン
リモネン
1.8-シネオール
カンファ
主な作用鎮静
鎮痛
抗炎症
抗ウイルス
抗菌
抗真菌
抗うつ
自律神経調整
血圧降下
瘢痕形成
皮膚細胞活性
筋肉弛緩
ノートミドル
東洋医学から見た性質凉・燥
五行説火(そして木)
花言葉「あなたを待っています」「沈黙」「期待」「疑惑」「優美」「幸せが来る」
誕生花7/5
7/10
12/3

注意事項・禁忌

高血圧の方は眠気やだるさを引き起こす可能性があるので注意が必要です。
就寝前高濃度で使用すると眠れなくなる可能性があるので気をつけてください。
真正ラベンダー(Lavandula angustifolia Lavandula officinalis)以外のラベンダーは妊娠中に使用しないでください。




効果・効能

身体

身体:月経痛、胃痛、筋肉の痙攣や痛み、足の疲れ、喘息の予防、打撲、怪我、腰痛、風邪、気管支炎、頭痛、冷え性、免疫理力低下など
:手荒れ、傷、火傷、マメや靴擦れ、皮膚炎、皮膚真菌症、虫刺され、痒み、妊娠線など

酢酸リナリルリナロールが身体の辛さをケアしてくれます。
固まって重くなったように感じる身体を優しく癒してくれるため、マージョラムラヴァンサラとのブレンドで次第に身軽さを感じることが出来るでしょう。
他にも皮膚のトラブルにも利用されます。皮膚の再生に使われる代表的な精油のため、十分に洗浄して冷やした後に綿棒で原液を塗布するということが可能だと言われています。
他にもα-ピネンが思春期やホルモンバランスの崩れから起こる肌のトラブルや日焼け、エイジングケアにも役立ってくれます。
ここではティーツリーローズウッド、定期的なケアでブレンドであればフランキンセンスがおすすめのブレンドです。



不眠、興奮、激情、極度の緊張、不安、恐怖、鬱状態、自律神経のアンバランス、PMS(月経前緊張症)、更年期、マタニティーケア、出産、動悸、慢性疲労など

気持ちを和らげてアンバランスな心を整えてくれる香りです。
感情を洗い流した後に内面の静けさが戻ってくるので、自分らしさを取り戻せるでしょう。
身体からスゥーッといらない力が抜けていくと思います。
また、眠れない日々が続いているときに使うことで睡眠の質を高めることが可能です。
ブレンドするのであれば、調整が得意なベルガモットフランキンセンスをオススメします。




ブレンド

多くの精油との相性が良く、ブレンド全体のバランスを取ってくれるため、香りをまとめてくれる働きをしてくれます。
その中でもシトラス系フローラル系ウッディー系をオススメします。
代表的な精油はベルガモット・レモン・グレープフルーツ・ローマンカモミール・フランキンセンスです。
また、ラベンダーはブレンドをすると他の精油の作用を高めて相乗効果も期待されます。



主な使用方法


よくある質問

Q
真正ラベンダーとラベンダー・・・何が違う???
A

冒頭からお話ししているように、ラベンダーには種類がたくさんあります。
そのラベンダーの原種という種類と亜種という種類を区別するために、原種の方を“真正ラベンダー”と呼んでいます。
ですので、真正ラベンダー、ラベンダー、ラベンダー・コモンも同じということになります。

Q
よく眠れるように高濃度でラベンダーを使いたいんです。
A

実は就寝前に高濃度で使うのは本当にオススメしません。

実際に私が体験したのですが、こういったことが起こるなんて知らずに寝る前に使ったことがあります。当時は就寝前に高濃度で使用すると眠れなくなることを知らなかったのですこの後、リラックスではなく逆に元気になってしまい、変なテンションになりました。
ですので、高濃度での使用は避けてくださいね。

Q
火傷に効果があるのは分かったけれど、本当に原液を塗布してもいいの?
A

上記でお話しした通り、度合いや範囲によりますが塗布可能でしょう。実際に私も行っていますし、いざという時には本当に助かっています。
しかし、これは軽度であることが前提だと思います。不安や心配な時は病院で診察を受けてください。
また、原液を塗るというのは自己責任のやり方です。きちんと理解したうえで塗布してください。

おすすめの精油

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