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レシピ:蚊を寄せつけないコツと対策(屋外編)

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アロマ

近年は1年中見かけるようになった『蚊』。
ここでは屋外での対策方法をいろんな観点から紹介したいと思います。

レシピ:蚊を寄せつけない方法(室内編)でもご紹介したように、蚊には人間の温度を感知することでついてくる『ヒトイエカ』と、草むらにじーっと待っている『ヒトスジシマカ』がいます。そして今回の課題である屋外の特集ということは、『ヒトスジシマカ』を中心とした対策です。


ヒトスジシマカを知っておこう

ヒトスジシマカの生態

身体にシマ模様のが特徴の蚊です。日中に血を吸う代表的な蚊で、公園墓地竹藪雑木林などにひっそりと隠れて生息しています。
大体5月〜10月という時期に活動するのですが、近年は温暖化の影響で生息地が拡大しているのが現状です。

実は、人間に与える影響が吸血することだけではありません。デング熱やウエストナイル熱などのウイルスを媒介してしまうのです。

日中に刺されてしまうのは『ヒトスジシマカ』だったんですね。お腹がパンパンになるまで吸血するあの蚊。これからどんな対策をするのかご紹介していきます。


まず、対策としての事前準備をしよう

・長袖や長ズボンを着用し、できるだけ肌を露出しないようにする。
→いると予測されるようなところに行く場合はまず身なりから対策していきましょう。タイトな洋服ではなくてゆっくりした格好をしておくのもおすすめです。いざ吸血しようとする蚊から守ってくれるはずです。


・ハッキリとした色(赤や青といった色)、特に黒の洋服を着ない。
→黒はもちろんNGです。また、グレーなどのモノトーンな色も注意すべき色だそうです。そして赤や青といったハッキリした色(原色に近いいろ)も注意すべき色です。


・こまめに汗を拭いて清潔を保っておく。
→蚊は人間方出る汗の匂いが大好きです。おまけに汗をかいているということは、体温も上がっているということ。しっかり汗を引き取りながら体温を下げるために休憩を取るようにしましょう。



・飲酒を控える。
→これは野外イベントやキャンプ、お祭りに参加するとき限定です。飲酒をすると体温が上がります。その結果、蚊を呼び寄せることになりかねませんので注意してください。


・靴下を履き替える、靴を乾燥させておく。
→湿った靴下の常在菌の匂いは蚊が大好きな匂いです。同様に靴にも同じことが言えますので、履き替えることで清潔に、靴を乾燥させて常在菌の予防をしましょう。


・蚊よけのクリームやスプレーなどを使う。
→洋服の上から、出ている肌にしっかり使用することが必要です。また、さまざまな形態のグッズがあるのでそれらを使って対策していきましょう。





虫除けスプレーとクリーム

やはり、洋服の色やサイズを工夫しても限界がありますよね。そこで使って欲しいのが虫除けスプレーやクリームです。対策するためにおすすめします。理由は実際に私がとても苦労したからです。幼少の頃から夏に外出するのが苦痛でした。誰よりも食われるし、食われた箇所の炎症がひどかったからです。昔は今のように選択肢がなく、効果もなんとも言えないような感じでしたが、今は使っていることで楽しい夏が送れています。大人も子供も関係ありませんよ?暑い時期はぜひ活用してください。



そしてここからが重要なポイントです。虫除けのスプレーやクリームは、薄く塗ってもフワッとスプレーしても意味がありません。これらを使うことで蚊が近寄って来なくなるのではなく、蚊の感覚器官を混乱させて人や動物がいることを分からなくするのです。ですので、塗りムラがあれば、蚊はそれを感知して近寄ってくることになります。

POINT

虫除けスプレーやクリームは、塗りムラを作らないようにする。
→ムラがあれば、蚊が感知して近寄ってくることになる。


ちなみに、スプレータイプは肌から15cmくらい離したところでスプレーした後、手のひらでしっかり伸ばして広げます。また、顔や首には直接スプレーすることは危険なので、1度手のひらにスプレーしたものを塗るようにしてください。
他にもクリームやジェル、シートのような形態のものもありますが、最終的にはしっかり手のひらで広げてあげることが重要になります。



こまめな塗り直しも必要です

キャンプや夏祭りなどの外に出ている時間が長いほど塗り直しが大切です。日焼け止めのように、汗で定着せずに流れてしまいます。これを防止するためにも定期的に塗り直しましょう。このときに1度しっかり汗を拭いてから日焼け止めのあとに塗り直すとより効果的かもしれません。

効果的な虫除けの使い方
肌の露出している部分に塗りムラがないように満遍なくぬってください。
②漠然とした使用はせず、決まったときにだけ使用するようにしてください。
③子供に使用するとこには直接スプレーするのではなく、1度手にと取ったものを叩くようにして使うようにしてください。
12歳未満の子供には保護者の監督下野本で使用回数に注意して使ってください。また、その際には顔に塗布しないよう注意してください。


年齢に対する使用回数

12歳以上使用回数の制限なし
2歳以上12歳未満1日1〜3回
生後6ヵ月以上2歳未満1日1回
生後6ヵ月未満使用しない
引用元/アース製薬 https://www.earth.jp/saratect/safety/deet/



こんなことに注意してください

虫除けのスプレーやクリーム。とても便利だと思います。使わなきゃもったいないです。しかし、使うにあたっては守らなければいけないこともあります。一緒にチェックしておきましょう。

成分を確認する

成分特徴利用するタイミング
ディート一般的な虫除けの成分。
効果は高いが12歳未満に対しての使用には制限がある。
(6未満の乳児には使用禁止)
顔には使用しないこと。

蚊はもちろんのこと、ブユ(ブヨ)やアブにも効果的。
キャンプ
海外旅行
イカリジンディートとは反対に、年齢や使用回数に制限がない成分。
ディートと同じ程度の虫除け効果あり。

しかしディートよりも対策できる虫の種類は少ない。
ガーデニング
散歩
公園遊び
天然成分肌には1番優しい成分。
その分ディートやイカリジンよりも効果は低い。
ちょっとした外出





ディートとは
・・・・日本で初めて虫除けの成分として承認されたもので、50年以上長く使われている成分です。アメリカでは使用するにあたって制限がなく、世界的にも使われている虫除けのひとつになっています。
効果のある虫は蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、マダニ、イエダニ、ノミ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ヤマビル、サシバエです。


イカリジンとは
・・・・2015年に承認された虫除けで、蚊、ブユ、アブ、マダニの4種類のみに効果のある虫除けです。年齢、回数制限がないため、自分気になるタイミングで塗り直すことが可能です。ドイツで開発された新しい虫除けで、とても注目を集めている成分です。


天然成分とは
・・・・赤ちゃんから使える成分です。主に蚊が嫌うハーブを使用しています。こちらも年齢や回数に制限はなく、いつでも自分のタイミングで塗り直すことができます。天然成分だけで対策するのは難しいため、上記のディートやイカリジンとの併用をおすすめします。



どうでしたでしょうか。実は私にも知らなかったことがあったので勉強になりました。
また、一般的には低いと言われていますが、ディートには毒性があるそうです。ちょっと心配ですよね。毒性のことを知ってしまうと抵抗感が出来てしまうのが人間です。こうなると自分に使うのはもちろんのこと、子供や家族に使用するとなると考えてしまいます。


アロマにサポートしてもらおう

先ほどもお話ししたように、毒性の心配が気になります。また、肌に対しての負担を考えると私一個人としてはやはり出来るだけ控えたいというのが正直な気持ちです。
そこで利用して欲しいのがアロマを使った対策。
ここでは自宅で作れる対策グッズを紹介していきます。

手作り虫除けスプレー

材料
精油 10滴(子供や敏感肌の方が使用する場合は5滴まで)
無水エタノール 5ml
精製水またはフローラルウォーター 45ml
空のスプレー容器 50ml(できることならガラスがおすすめ)

How To
①空のスプレーの容器に無水エタノールを入れる。
②お好みの精油を入れて1度蓋を閉め、上下に振って精油を撹拌させる。
③蓋を開けて精製水を入れたらまた蓋をしめてよく攪拌させる。

POINT

精製水を入れて撹拌させると、白く濁ったり温かく感じたりすることがありますが問題ありません。しっかり混ざっているというサインだと思ってください。



おすすめの精油とブレンド

青森ヒバ/Hiba
Thujopsis dolabrata
忌避作用のあるヒノキチオールセドロールを成分に持っているので、蚊はもちろんのこと、ダニ避けにも力を発揮してくれる精油です。ヒバを使った総ヒバ作りの家だと、3年間は蚊を寄せ付けないんだそうです。


ゼラニウム/Geranium
Pelargonium graveolens
虫が嫌がるシトロネロールが大活躍してくれます。


レモングラス/Lemongrass
Cymbopogon citratus
シトロネラールが含まれているため、こちらも虫除けにはもってこいの精油です。

他にもユーカリレモン、ティーツリー、ラベンダー、シトロネラ、ローズマリー・シネオール・ハッカ(和薄荷)・クスノキなどがあります。

MEMO

ペパーミントスペアミントといった精油がありますが、これらはハッカ(和薄荷)とは成分が違います。もちろんペパーミントでも良いと思いますが、個人的にはハッカ(和薄荷)を使用する方が効果的だと思います。


使い方
使う前には必ずよく振って撹拌させてください。
香りを感じなくなってしまったら虫除けの効果が低くなったという証拠です。そう思ったときには再度スプレーをしてください。
・小さな子供には直接肌にはつけず洋服の上からにしておきましょう。また、乳児などがベビーカーなどを使用している場合は、このベビーカーなどにしっかりスプレーをして対策しましょう。

注意事項
・防腐剤や保存料などが一切入っていないため、冷暗所で保管してなるべく2週間以内に使い切ってしまうようにしましょう。(ラベルを使って記録しておくといいですね!)
・肌が弱い方はパッチテストをしてから使うようにしてください。
・肌に合わない場合は無理に使わないようにしてください。



いかがでしたでしょうか。
蚊を寄せ付けない方法(屋外編)でした。
子供はもちろんですが、お散歩するペット(犬)にも効果的な方法です。また、アロマの虫除けスプレーは子供と一緒に作ることも可能ですから、コミュニケーションを取る方法になるかと思います。

皆さんの作るであろうアロマの虫除けスプレーで暑い日を乗り越えてください。

最後までありがとうございました。

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