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ミルラ(没薬)/Myrrh

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アロマ

「どんな精油なのか知りたい」、「どの精油を選んだら良いのか分からない」というような声をよく耳にします。
アロマの専門店に行けばたくさんの精油がズラーっと並んでいますし、「これだ!」という1本と出会うのは本当に大変なものです。
ここではテーマになった植物の基本情報やブレンドのコツをまとめてみました。
最後におすすめの精油ブランドも紹介しています。皆さんの購入するときの参考にしてもらえると嬉しいです。


プロフィール

植物の特徴
棘を持っていて、樹高3mほどに成長してくれる低木です。
原料となる樹脂ですが、まずは木から樹脂を採ることから始まります。
幹の樹皮に亀裂を入れるとそこから薄黄色い液状のものが滲み出てきます。
空気に触れることで次第に赤褐色の塊となり、この固体となったミルラを改めて精油として抽出するのです。
また、上質な樹脂は光沢があ離、表面には細かい粉が吹いた状態をしています。
歴史ではエジプトではミイラを作るときにこのミルラが使われたり、キリストの生誕時には東方の三賢人の贈り物の中にも登場しています。

学名の由来
属名はギリシャ語のkommi(ゴム)phoreo(産する)から、myrrhという英語名は、『苦い』という意味のアラビア語から由来しています。



香りのイメージ

・スモーキーでスパイシーな甘く、温かみのある香り。
・甘く、穏やかな樹脂の香り。



植物データ

植物名ミルラ(没薬)/Myrrh
学名Commiphora molmol
科名カンラン科
属名コンミフォラ属
和名モツヤク(没薬)
別名マー
ミル
産地ソマリア・エチオピア・インド・サウジアラビア
抽出方法水蒸気蒸留法
部位樹脂
主な成分フラノオウデスマ-1-3-ディエン
クルゼレン
リンデステレン
(微量成分)α-コパエン
(微量成分)β-エレメン
(微量成分)δ-エレメン
メチルイソブチルケトン
主な作用鎮静
抗炎症
癒傷
瘢痕形成
収れん
鎮静
抗ウイルス
健胃
利尿
ノートミドル〜ベース
東洋医学から見た性質温・燥
五行説土(そして、金)
花言葉「真実」
誕生花11/9

注意事項・禁忌

妊娠中は使用しないでください。
香りが強いので、使う量は少量で十分です。



効果・効能

身体

身体:消化器の不調、歯肉炎、口内炎、咽頭炎、気管支炎、風邪、下痢
肌:皮膚の潰瘍、アカギレ、水虫、手荒れ、ひび割れ、湿疹、乾癬、痒み、ニキビ、傷

フラノオウデスマ-1-3-ディエンクルゼレンリンデステレンの働きにより、消化器の不調や不調から起きてしまう口臭などの予防に役立ちます。
辛く調子の悪い消化器のときにはラベンダーティーツリーとブレンドしたオイルで定期的なトリートメントをして心も身体もケアをしてあげましょう。
また、アカギレやひび割れなどのジクジクした浸出液が出ているような傷や、何度も同じことが起こってしまい治るのに時間がかかっているような傷に向いています。
こんなときにはティーツリーフランキンセンスとブレンドがオススメです。

鬱状態、固執、強迫観念、パニック、恐怖、極度の不安、孤独感、悲しみ、不眠

考えることが多すぎて忙しい毎日を送っている方に向いている香りです。
心に平穏と静寂を取り戻したいときや自分自身と向き合うときなどにオススメです。
呼吸器系にも優れた作用を持っているため、呼吸が浅い、乱れやすいなどのときに深呼吸をしながら使ってみると、自然に呼吸が深くなっているでしょう。




ブレンド

全ての香りと相性が良い精油です。
なかでもフランキンセンスラベンダーベルガモットプチグレンとブレンドするとミルラは土のような印象の香りに変化します。
また、香りの保留剤にもなるので、長く香りを残したいようなブレンドを作りたいときには少量使ってみましょう。



おすすめの精油

プラナロム





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