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パルマローザ/Palmarosa

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アロマ

「どんな精油なのか知りたい」、「どの精油を選んだら良いのか分からない」というような声をよく耳にします。
アロマの専門店に行けばたくさんの精油がズラーっと並んでいますし、「これだ!」という1本と出会うのは本当に大変なものです。
ここではテーマになった植物の基本情報やブレンドのコツをまとめてみました。最後におすすめの精油ブランドも紹介しています。
皆さんの購入するときの参考にしてもらえると嬉しいです。

プロフィール

植物の特性・特徴
北インド・ネパールの湿地帯に自生するイネ科の多年草です。茎は細長く、葉に似た葉身に芳香があります。レモングラスやシトロネラとの近縁種になり、変種にvar.motiaとvar.sofiaがあるのですが、アロマには主に高品質であるvar.motiaを使用します。また、このvar.motiaはローズに似た優雅な香りがあること、安価であることからローズの代用としても利用されています。

インドではアーユルヴェーダに利用されるなど、古くから薬草として用いられてきた歴史もあります。

学名の由来
属名の『Cymbopogon』は穂の形にちなみ、ギリシャ語の『kymbe(舟)』と『Pogon(ひげ)』に由来しています。



香りのイメージ

・青々とした草の爽やかさとローズを思わせるフローラルな香り。



精油データ

植物名パルマローザ/Palmarosa
学名Cymbopogon martini
科名イネ科
属名オルガヤ属
和名パルマロサグラス
別名インディアンゼラニウム・ロシャグラス・ロシャ
インディアンロシャ・ターキッシュゼラニウム
産地ネパール・マダガスカル・インド・コモロ諸島
抽出方法水蒸気蒸留法
部位
主な成分ゲラニオール
リナロール
(微量成分)ネロール
シトロネロール
酢酸ゲラニル
リモネン
(微量成分)β-ミルセン
(微量成分)β-カリオフィレン
(微量成分)γ-テルピネンなど
主な作用皮膚弾力回復
皮膚細胞活性
鎮痛
鎮静
皮膚軟化
収れん
瘢痕形成
抗菌
抗真菌
抗うつ
抗ウイルス
ノートトップ〜ミドル
東洋医学から見た性質凉・湿
五行説
花言葉
誕生花7/11

注意事項・禁忌

妊娠中は使用しないでください。


効果・効能

身体

身体:免疫力低下、腰痛、神経痛、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、咽頭炎
肌:皮膚炎、痒み、湿疹、全ての肌タイプのケア、シワの予防、ひび割れ、毛嚢炎、発汗

病後の回復期や疲れが溜まってきたときにオススメの香りです。
ゲラニオールが泌尿器系や吸器系のトラブルに働いてくれます。
ティーツリーシダーウッドラベンダーとブレンドしてトリートメントや芳香浴をすれば、重く感じていた身体が次第に軽くなるのを感じることができるでしょう。
また、皮膚の細胞を元気にして肌のハリやつやや潤いや弾力を向上させてくれたり、皮脂と水分のバランスを整えてくれたりしてくれるので、スキンケアによく用いられます。
ラベンダーローズネロリなどとブレンドすれば心も一緒に元気になるはずです。

神経過敏、鬱状態、興奮、不安、心配、動悸、落ち着きのなさ、不眠、イライラ

ゲラニオールリナロールネロールは過度の緊張や過労により疲れが外見に現れているようなときに元気にしてくれる香りです。
ローズのような柔らかい気持ちを導いてくれ、レモン様の香りで元気づけてくれるでしょう。
気持ちが沈んでしまっているとき、嫉妬しやすいときなど、誰かと比較して相手と自分の違いにイライラしするようなときにも役立ってくれるでしょう。



ブレンド

フローラル系シトラス系ウッディ系スパイス系の香りとの組み合わせが好相性です。
そのなかでもゼラニウムローズネロリなどのゲラニオール成分を含む精油や、ジャスミンイランイランローズウッドラベンダーなどのスキンケアにも使われている精油との組み合わせがオススメです。



おすすめの精油

プラナロム







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