紀元前から効用が認められており、食用に利用されてきました。古代ギリシア、ローマを経てヨーロッパに伝わり、現在はカリフォルニアが最大の産地です。日本には江戸時代にポルトガル人によって持ち込まれています。
植物データ
学名 | Prunus amygdalus Pnurus dulcis |
科名 | バラ科 |
産地 | アメリカ、地中海沿岸 |
抽出方法 | アーモンドの種子の仁を低温圧搾 |
浸透性 | 普通〜ややゆっくり |
感触 | さらりとしていてちょうど良い滑らかさ |
香り | 少し甘みのある香りのものもある |
色 | 薄い黄色 |
肌タイプ | 普通肌・敏感肌・乾燥肌・混合肌・老化肌 |
使用期限 | 開封後4ヶ月 |
保存方法 | 常温、または冷暗所 |
購入ポイント | 迷ったらこのオイルはホホバオイルを選択すると良いでしょう |
主成分と働き
オレイン酸80%、リノール酸15%パルミチン酸8%ビタミンA、B1、B2、B6など。
アロマでは使用しやすく人気があるオイルです。ゆっくりと浸透して優しく、穏やかに働いてくれます。保湿や皮膚軟化作用が優れているので乾燥した肌、しわ、湿疹や皮膚炎による痒みやバリア機能が低下した時のケアおすすめのキャリアオイルです。鎮痛作用もあるので炎症があり痛みを伴う部位にもチカラを発揮してくれます。保存期間はオリーブ油やアボカド油に比べるとやや短いので早めに使い切るようにしましょう。アーモンドにはスイート種とビター種がありますが、トリートメントと食用になるのはスイート種になります。抽出方法によって品質と価格が異なるやめ、よく確認してから購入するようにしましょう。
おすすめの使い方
単独でも使えるうえに、アプリコットカーネル油と働きが似ているのですが、スイートアーモンドゆのほうが安価で使いやすいオイルになります。他のキャリアオイルに混ぜて使用することで肌への効果も期待できます。手足のひび割れにはオリーブ油、小麦胚芽油などと混ぜたオイルがおすすめです。他にも、湿疹、肌荒れ、赤ちゃんのケアには単品もしくはカレンデュラ油と混ぜたオイルをお試しください。