アロマテラピーの禁忌

健康状態や精油の特性により、アロマが使用できないことがあります・特に妊娠中や授乳中、出産後や皮膚のトラブルがあるとき、疾病があるときは気をつけなければいけません。
また、通院中や薬の内服、体調が優れないときは医師や薬剤師や専門家に相談してから始めるようにしてください。

妊娠中に関して

周期で使用可能な精油もあるのですが、とても大事な時期ですので基本的に使用できません。
文献や研究によっては使用可能な精油が違うことがあり、それは“安全です”という確実なデータがないからです。「精油の安全性を確認したいから治験に協力してほしい」なんて言われても受けたくありませんよね。ですので、自己判断で使用するのではなく、必ず産科医や薬剤師、専門家に相談をしてください。

最近はアロマテラピーを使う産婦人科も増えています。そちらを使ってみるのもひとつの手だと思っています。

知識を得る環境は身近にありますので、積極的にパートナーと勉強してみてはいかがでしょうか。

高血圧

・ローズマリー（特にカンファー）
・ユーカリ・グロブルス
・ペパーミント

てんかん

・シダーウッド（アトラス・バージニア）
・セージ
・ヒソップ
・フェンネル
・ペパーミント
・ヤロウ
・ユーカリ（グロブルス・ディベス）
・ローズマリー（カンファ・ベルベノン）
・ラベンダー・ストエカス

乳幼児

・シダーウッド（アトラス・バージニア）
・シナモン（葉・樹皮・カシア種）
・セージ
・バジル
・ヒソップ
・フェンネル
・ベチバー
・ペパーミント
・ヤロウ
・ユーカリ・グロブルス
・ラベンダー・ストエカス
・ローズマリー（カンファ・ベルベノン）

腎臓の障害

・ジュニパー
・フェンネル
・ブラックペッパー

妊娠初期

原則として全て精油の使用禁止

妊娠初期は精油の使用を避けてください。安定期に入っても子宮を刺激する精油や毒性の強い精油は使えません。また、妊娠中は肌が敏感になりやすいので低濃度で使用してください。
妊娠３７週ごろから使える精油の幅が広がってきます。この時期はシトラス系の精油をメインとしたアロマバスや芳香浴、精油の代わりに芳香蒸留水（フローラルウォーター）を使うこともおすすめです。

妊娠中期・後期

・カモミール（ジャーマン・ローマン）
・ローズ
・アンジェリカ
・クラリセージ
・クローブ
・シダーウッド（アトラス・バージニア）
・キャロットシード
・ジュニパー
・ジャスミン
・シナモン
・セージ
・ニアウリ・ネロリドール
・タイム・チモール
・バジル
・パルマローザ
・ヒソップ
・フェンネル
・ペパーミント
・メリッサ
・ヤロウ
・ユーカリ（グロブルス・シトリオドラ）
・ラベンダー・ストエカス
・レモングラス
・ローズマリー（カンファー・ベルベノン）