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ティートリー/Tea tree,ti-tree

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アロマ

「どんな精油なのか知りたい」、「どの精油を選んだら良いのか分からない」というような声をよく耳にします。
アロマの専門店に行けばたくさんの精油がズラーっと並んでいますし、「これだ!」という1本と出会うのは本当に大変なものです。
ここではテーマになった植物の基本情報やブレンドのコツをまとめてみました。最後におすすめの精油ブランドも紹介しています。
皆さんの購入するときの参考にしてもらえると嬉しいです。



プロフィール

植物の特性・特徴
オーストラリアで湿地帯を好む、樹高7mほどまで成長する常緑高木です。
細長い羽毛のような葉を持っており、黄色または紫色の花を咲かせます。
基本的に成長が早いので1〜1.5年で収穫な植物です。
言わずと知れたオーストラリアの先住民であるアボリジニは、苦味のある葉の浸出液を作り、風邪や咳頭痛のときに使用していました。

学名の由来
1770年クック船長と船員たちがオーストラリアに上陸した際に強い香りを放って生い茂る木に遭遇し、葉がスパイシーなお茶として飲めることがわかったので名付けられたそうです。


ティートリーとティーツリーの違いは?
ちょっとした呼び方の違いですが気になりますよね。
実はこれ、全く同じもののことです。
販売しているメーカーやブランドで違いがありますが、同じ『Melaleuca alternifolia』の精油を意味します。
これらの呼び方以外にも、ティートゥリーとも呼ばれたりしていますよ!




香りのイメージ

  • ユーカリに似たようなフレッシュでシャープな香り
  • 清涼感のあるさわやかな香りとユーカリのような優しい香り



基本データ

植物名ティートリー/Tea tree
      /Ti-tree
科名Melaleuca alternifolia
学名フトモモ科
属名メラレウカ属
和名コバノブラシノキ
別名メラレウカ
メディカルティーツリー
産地オーストラリア・中国
抽出方法水蒸気蒸留法
部位
主な成分γ-テルピネン
α-テルピネン
パラシメン
テルピネン-4-オール
1.8-シネオール
α-ヒュムレン
リモネン
主な作用抗ウイルス
抗菌
抗真菌
抗カタル
頭脳明晰
うっ滞除去
去痰
抗炎症
免疫強壮
神経強壮
ノートトップ〜ミドル
東洋医学から見た性質温/燥
五行説金(そして火)
花言葉「強い味方」「清潔」
誕生花



注意事項・禁忌

妊娠初期の方は使用を避けてください。
敏感肌の方は注意して使用してください。
古くなるとある程度ほ抗菌作用が増しますが、同時に皮膚刺激が強くなる傾向になりますので、使用する際はできるだけ新鮮な精油を使用してください。
・オーストラリアのどの地方で生育したかで成分に差が出たり、酸化の度合いにより皮膚刺激を感じることもあるので注意してください。


効果・効能

身体

身体:風邪、インフルエンザ、気管支炎、花粉症、咽頭炎、免疫力低下、口内炎など
肌:皮膚の炎症、湿疹、手荒れ、皮膚心筋症、ニキビ、火傷、傷、虫刺され、日焼けした肌、頭皮トラブルなど


並外れた働きを持っているティートリーは呼吸器系のトラブルに有効です。
そのなかでも特にテルピネン-4-オールがウイルスが原因となっているときに力を発揮してくれます。
咳やくしゃみなどの症状を繰り返さないように予防したいときや病後の体力回復にオススメです。
また、免疫系を刺激して白血球を活性化てくれます。
病気の予防や病後の心身のバランスを整えてくれるので、普段からのケアに使ってみましょう。
皮膚の関してはニキビなどの狭い範囲なら原液塗布も可能。
虫に刺された場合は赤みと痒みの両方に素早く働いてくれるでしょう。
そのときには、同じ働きをしてくれるユーカリ・ラジアータラベンダーの精油とブレンドすることでよりケアが期待できます。


精神疲労、不安、鬱状態、無気力、神経過敏、記憶や集中力の低下など


怒りやヒステリーなどの高ぶった神経を落ち着かせてリセットしてくれます。
他にも、免疫力が低下した状態が続くと集中力や記憶力が低下してしまいがちです。
そんなときには樟脳に似たようなティートリーが脳の中枢神経に働きかけ、脳をクリアにしてくれるでしょう。
ユーカリ(グロブルス・ラジアータ)ラベンサラをブレンドした芳香浴がオススメです。


ブレンド


ブレンドに少量加えるとフレッシュな印象になるティートリーは爽やかな森の香りを演出したいときや、薬用品的な香りが好まれるときのブレンドに好まれます。
代表的な精油はレモンペパーミントクラリセージゼラニウムローズマリー・シネオールマージョラムラベンダーなどです。




おすすめの精油

プラナロム


生活の木



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